恥をかかないための最低限のかなしみ知識

ニートでもわかる! かなしみの基礎知識

北海道上陸21日目。
ここ北海道は7月も終盤だというのに朝晩は、まだまだ冷え込む日が多い。
前日もブログの前半を書き終えた時点で寝袋にも入らず寝てしまい、深夜に寒さで目を覚ます。
寒さに震え、その後、眠りについたのは2時頃だった。
みなさん、北海道の夏の夜。寒いよ!
(札幌や函館、帯広などの 都会以外はたぶん、夏でも朝晩は寒いか涼しいと思われる)
7月27日(木)日本一周82日目!
北海道岩内の道の駅いわないから!
ごんぞーです!
野宿場所。
この道の駅、雨風を防ぐ場所もなく、周囲からも丸見えで野宿しずらいなーと思ったので、少し離れた駐車場で野宿しようと考えるも、そちらは車中泊の方々が多数。
道の駅の、トイレのあるスペースに広場の、よーな場所があったのでそこで野宿しました!
(駐車場から1番離れていてる所)
こっちは何もないので、静かに眠れました。雨がふりゃ終わりでしたが(笑)
朝ごはんは昨日の野菜の余りで味噌汁と、コーヒー!
(写真わすれたけど、たいしたもんじゃないし、良いでしょ)
しばらくすると、遠くに見えるお店がオープンしたのか爆音でピンクレディのサウスポーが流れ始める。
(なんか懐メロが店員のオバちゃんっぽく、おもろかった)
あ、こちらが昨日かったお酒。
アップルワイン。
うん、絶対うまい!
食材も減って、ボックスもあいてるので、本州もどったら自宅に郵送予定。
(か、どっかで飲むかも。笑)

こちらが駐車場!
何台か出発されてますが、キャンピングカーなど、車中泊者でほぼ、満車でした。

さー出発!
今日は移動だけになりそうです。
道南には入れるでしょう!

北海道っぽい真っ直ぐな直線ではなく海沿いの曲がりくねった道が多い。

ちなみに、ここら辺トンネルが多い!
(昨日から、引き続き)
これはその中でも1番の3キロ越えトンネル!雷電トンネル!
何とも、強そうな名前だ。

いや、トンネルだからじゃなく、普通に寒いので革ジャン着ます。
(普通に走っていても、少し肌寒いけどトンネルはほんと空気が冷たいの)

いや〜あたたかい!
3570メートルの雷電トンネルクリア!
お?
次は弁慶ですか!
強そうな名前のトンネルが多いですね〜

なんなくクリア!
なになに、次はカスペトンネル!
雷電→弁慶→カスペ!!って今回は雑魚キャラやな!
名前のごとくカスっぺって感じ?

と思いきや、ここコーナーの、上にカブ殺しの道路。
(カブ殺しの道路とは下の写真のよーに溝がほられている道路でタイヤの細いカブにとっては危険きわまりない道路なのだ)

カスペが1番こわかった。。。

ちなみに今この辺にいます!
ホントは地図的には函館まで少しな気がするけど中々とおい!

途中、道の駅みなとまーれ寿都で、休憩。
ホッケ飯か〜うまそー

が、1280円。
うむ。
先を急ごう!

ほどなくして、弁慶岬という場所発見!

この辺りは弁慶と何か、ゆかりがあるのだろうか?

と、ここで久しぶりのチャリダー発見!
海外の方かな?横で気持ち良さそうに寝てました。
久しぶりの旅人に嬉しかったが、あまりにも、気持ちよさそうだし、起こすのも悪いので、名刺だけ置いておきます。
(お互い良い旅を!英語できんけど)

さ、再スタートです。
ここからノンストップでいきます。
何やら色々と奇岩とかあったみたいですが、オール無視!
今から温泉にいくのです!

この旅中に色んな人たちに
ススメして頂いた道南の平田内温泉、熊の湯!
ここは、めっちゃオススメってライダー、旅人に凄い言われたのと、久しぶりの風呂!
夏に3日風呂に入らんのは結構ギリだと思われるので楽しみと、喜びで満ち溢れています!

ちなみに時刻は16時前、その後の狙いを定めてる無料キャンプ場まで30キロほど。
1時間ぐらい温泉に入りたいので、そろそろ温泉についときたい。

熊の湯手前に刺激的な像が。
ここだけバイクおりました。
ただ、何なのか、全くわかりません(笑)

さー!
そして!
少し海沿いからそれ、山の方へのぼります。
すると。
おぉー!!
見えてきましたよー!!
あれは駐車場かな?
ここから歩け的な?
んー?

んーなになに?

。。。

。。。

いや、何かの間違いでしょ??
よく見たら小さく
『うそ』
みたいな

。。。

。。。

無言。無心のまま海に出る。

このまま海に突っ込んで海水浴という、自然のお風呂に入ろうか。
いや死にたくないな。
寒いしな。

そーいえば、はるか彼方。
九州は鹿児島の本州最南端の時や、宮崎のえびの高原、最近では、アンカケトロトロもこのパターンやった。。。

いや〜
ね。
うん。
このカブと一緒に走れるだけで幸せさ。
そーさ。
風呂なんて入らなくとも大丈夫さ。
じー(原付の名前)さん。一緒に本州へ!そして大阪に帰ろう。
ありがとう。


この自撮りしとる時も周りの車は。『あの人大丈夫かな?』『なにしてるんや?』『ママ〜変な人がいるよー』『しっ見ちゃダメっ!!』的な目で見る人もいましたよ。




おかしいですか?
いや





今日の見せ場、平田内温泉熊の湯。
2017年7月27日。
PM17時。
入浴断念。

さ、先を急ぎましょ。
さっきまで悲しい空の色をしていましたが、どことなく頑張れ!
と言われてる気がする。

日没も間近。

生きるために進むのだ!
いこう!!
【ここからは水戸黄門の主題歌にのせてお楽しみ下さい】
じーんせい、楽ありゃ〜苦ーもあーるーさー♩

なぁみだのあとにはー虹もー出ーる〜♩
あぁーーーるーいてゆーくんだ!しーかっりとー♩

(少年少女キャンプ開催中関係者以外使用できません)


自分のみーちをふっみしーめーてぇ〜♩

(暗くて心霊写真みたいなってますが、落ち込んでます)




。。。




はいー
(バイクに乗りながら水戸黄門の主題歌うたいながら走ってだけど、写真も、バッチリ、それっぽいの撮れてるなーと自分で感心)
電話で(町の役場の人に確認したら)全然、使ってくださいと言われた無料キャンプ場!
まさかの貸切!
町の報連相がなってませんね!
普通ならこの真っ暗で山の中。
絶望にくれる所ですが、幸いにもキャンプ場の入り口に道の駅があったので、そこで野宿しまーす!
いや、なんか、こーも進入禁止やら使用禁止がつづくと楽しくなってくる!!!
。。。
わけないじゃないの!
道の駅で、野宿場所さがしてたら、おじさんに話しかけられ『キャンプ場つかえんかったでしょ?道の駅に隣接された公園で俺らも野宿してるから、そっちでやりな』と教えてくれました。
ありがたい!
どーやら、このおじさんもキャンプ場が使えなかった仲間みたい!
ちなみに道の駅スタッフの許可も貰ってるらしい。
との事で、なんとか寝床確保。
今日は疲れるよーな日ではなかったのですが、色々あり疲れました。
そのおじさん達と軽く喋り、夜飯。

今日は飲ませて下さい。

スープパスタ、ビールにブラックサンダー!!

ちなみに、今日つかおうとしていたキャンプ場はレクの森キャンプ場。
1ヶ月前に熊が出たそうです。
こっちの方がまだ道道よりで山から外れてるから少し安心!
少年少女、気をつけてな!




あぁー
ビールがしみわたるぜ!!
それでは皆さん!
少し落ち込み気味な僕ですが、明日か明後日には本州にもどります!
これからも、どーぞ、よろしくお願いします。
しーゆーウインク
ブログランキング参加してます。
下のボタン押して頂けるとランキングが上がり、より多くの方にこのブログを見てもらえるようになります。
よろしければご協力お願いします!

かなしみ ITでビジネスを生まれ変わらせる

揺らせ、今を ①

 
 

 
 
 
月曜日の放課後。
 
軽音部のミーティングに行くのをやめにしてオレは相葉さんと待ち合わせた場所に向かって足早に歩いていた。
だって早く会いたいから──なんて絶対本人には言えないけど。

 
心理学研究会の部室があるクラブ棟は、キャンパスの外れにあった。
 
クラブ棟が集中するメインの場所からは離れているので、普段からそこに向かう人は限られていて、今、そこを目指しているのもオレだけだった。
 
 
ほんの数日前に、倒れそうなカラダを引きずってここを歩いていたのが嘘みたいだ。
 
ふと立ち止まって、夏よりも高くなった空を見上げる。
 
どこまでも澄みきった空に、鱗雲がぴったりとはりついている。じっと見ていると、不思議な気持ちになる。
 
── キレイだ。
 
 
空を美しいと思うなんて──。

ほんの少しのことで、世界は変わる。
モノクロだった景色が、キレイになって彩られてオレの目の前にある。

 金曜日に、夢みたいな夜を過ごして、土曜日に夢みたいな朝を迎えて、やっぱり全部夢だったんじゃないかと思い始めた日曜日。
──その日曜の夜、バイトを終えた相葉さんから電話がかかってきた。
 
《ニノの声が聞きたくなったんだ》
 
なんて恥ずかしげもなく言うから、
 
《ばっかじゃねえの》
 
と返すと、くふふふと笑う声が耳をくすぐった。
 
やっぱり夢じゃなかったんだという思いと、実はこれも夢なんじゃないの?という思いが入りまじり、現実感がなくてふわふわとした気持ちで電話を切った。
 
月曜日の昼休みに一緒に飯を食った時も、オレはまだ夢心地で、こうして、今、待ち合わせた場所に向かって歩きながら、ようやく実感がわいてきたところだ。
今日の夜も、一緒に過ごそうって、言われている。
《オレ、受け入れる》
あんなこと言っちゃったもんだから、少し不安になる。 
先に進んだら、オレは、どうなってしまうのだろう?
きっと溺れる。これからもっと、夢中になる。

あの時の行為を思い出すだけで、体が火照るのを感じるから。


クラブ棟に着いて、オレはピシャッと自分の頬を叩いた。
しっかりしろ。浮かれすぎだ。

 
 
 
 
 
部室の前までやって来て、ドアがほんの少し開いているのに気付いて立ち止まった。 中で話している声がよく聞こえる。
 
相葉さんだ。
 
 
「──ちょっとさ、ニノは強がりなんだ。もっと素直になって欲しいって思うし、心のままになればいいって思う。ニノが悲しい時は涙も分け合いたい。苦しい時は、その苦しみを背負ってやりたい。喜びは倍にしたい。うんと楽しませて、笑わせたい。──世界にひとつの大切な愛に出会えたと思うから」
 
恥ずかしげもなく語る言葉に、思わず赤面する。
オレは息を止めてそこに立ち尽くしていた。
まーくん。
まーくん。
あの、出会った夏と、ちっとも変わってないんだね。

あの時、オレのかなしみにそっと寄り添ってくれたまーくん。楽しませようとしてくれたまーくん。笑わせようとしてくれたまーくん。
いいよ。もう。
オレのこと思い出してくれなくても。
今、そのままのあなたがいてくれるのなら。





トントン、と肩をたたかれて振り向いたら、松本くんが立っていた。
「入んないの?」
「え、あ、いや‥…‥」
 松本くんがドアを開けて部屋に入るのに続けて、オレも後ろからついていった。
と、同時に、
「もう昔の話だよ~!」
と、 相葉さんがわめいた。

 
 
 

 
 
 
[広告] 楽天市場
  • 合唱ライブラリー 三善 晃:女声合唱とピアノのための 空を走っているのは…/無伴奏女声合唱のための かなしみについて【05P11Jan14】
  • 合唱ライブラリー 三善 晃 女声合唱とピアノのための 空を走っているのは... 無伴奏女声合唱のための かなしみについて 全音楽譜出版社
  • 死が怖くなくなる読書 「おそれ」も「かなしみ」も消えていくブックガイド [ 一条真也 ]
  • あめ玉/でんでんむしのかなしみ (はじめてよむ日本の名作絵どうわ) [ 新美南吉 ]
  • 【新品】【本】かなしみの青いクレヨン かまた きみよ 著
  • かなしみの青いクレヨン