月別: 2017年9月

「疲れが取れない…」と思ったときに試してみたい3つのスバル

スバルについての4個の注意点

　ということで、新スズキ・スイフトの5速マニュアルに試乗しました。

 

 

 

 

 

 

　写真ではデザインがイマイチかなぁ、と思ってましたが、実車を観ると意外と
　カッコいいですね。それでもいくつか気になるところはあります。まずひとつは
　リアのドアノブです。流行りのCピラー横に隠すデザインになってますが、
　特に2ドアらしいスタイルを追求するデザインではないので、ドアノブを隠す
　デザインを採用する意味が不明です。これならフツーなドアノブでよかったんじゃ
　ないかと思いますけどね。

　さらにはフロントグリルです。これも流行りといいますか、六角形を採用しています。
　六角形と言えば、スバルのように採用する必然性があるブランドはいいですが、
　フォードやヒュンダイ、アウディのSUVなど、多くのクルマで採用されています。
　この新スイフトもSのマークがなければ、どこのクルマか分かりません。

　またRSを強調したいんだと思いますが、グリルの真ん中にある赤いラインは浮いて
　見えちゃいます。車体色が赤ならいいんですが、他の色だとここに一色だけ赤が
　入ってるのが非常に目立っちゃうんですよねぇ。

　マツダ・デミオも当初はディーゼルがグリルに赤いラインを入れていましたが、
　マイナーチェンジで無くなりました。スイフトもマイナーチェンジで無くなるんじゃ
　ないでしょうかね。赤くないほうがスッキリとしたデザインでいいと思いますが。

　新型のデザインはこれはこれでカッコいいとは思いますが、個人的には先代のほうが
　塊感もあって良かったですかね。いずれにしても、スズキもスズキらしい顔を
　早く確立してほしいところです。

　内装はこんな感じ。

 

 

 

 

 

　このクラスとしては特に安っぽい感じもしませんしいいんじゃないでしょうか。
　ただ、シートがちょっと柔らかいので、時間が経つと腰痛持ちは腰が痛くなるかも。
　もうちょっと硬めのウレタンにしたほうがいいんじゃないでしょうか。

　タイヤは185-55-16のブリジストン・エコピアを履いていました。

 

 

 

　で、早速試乗です。試乗車はRSの5速マニュアルです。おそらくほとんどの店では
　RStのオートマが試乗車になってると思いますが、探してみたらたまたまマニュアルを
　発見したのでその店へ行ってきました。マニュアルの試乗車は貴重ですね。

　RSのマニュアルは、エンジンは1.2リッターのNAで91馬力です。最近はターボが
　多いですが、1.2リッターのNAは貴重ですね。RSにはハイブリッドモデルもありますが、
　ハイブリッドにはマニュアルはありません。純粋なガソリンのNAをマニュアルで
　楽しむことができます。

　1速に入れて走り出すと、ミッションの入りはスムーズでいいですね。コクコクや
　スコスコといった感じではなく、優しくスッと入る感じです。ストロークも適度で
　長くはないので、シフト操作は自然と楽にできますね。クラッチの繋がりも自然なので
　特に気を遣うようなことはありません。

 

　ボディと足がかなりしっかりしたものになりました。さらに車重がこのRSの5MTでは

　870kgと1トンを切るどころか900kgをも下回っています。この軽量化は凄いですね。
　今回の新型スイフトの魅力はこの軽量化にあります。これだけ軽量化されているので
　ハンドリングも非常にキビキビとした動きを伴いますし、91馬力のパワーでも
　何の問題もなく車体を引っ張っていきます。

　最近のマニュアルはギア比が高めの燃費仕様が多いですが、この新型スイフトの5MTは
　1速から十分引っ張って車速を上げることができます。1速2速全開で街中では危険水域に
　達してしまいます。パワーは小さくても車重が軽いと良いことずくめですね。

 

　ただ、エンジンの回り方はもうちょっとガーンッとレッドまで一気に回っていく感じが

　欲しかったでしょうか。特に直噴でもなくさらには可変バルブになっていますが、

　フラットな感じで吹け上がっていきます。多少はエコな設定になってるんですかね。

　折角のマニュアルなので、もうちょっとダイレクトに一気に吹け上がっていくような

　セッティングになってるとさらに楽しいエンジンだと思います。

　スイフトはスイフトスポーツを待ってる方が多いと思いますが、ある意味このRS5MTでも
　スイフトスポーツ的な楽しい走りを実現してるんじゃないかと思いますね。
　スイフトスポーツはさらにスポーティな仕様になると思われ、価格もいくらになるか
　分かりませんが、170万円台でもこれだけ楽しい走りができるなら、スイフトスポーツを
　待たなくても、このRS5MTでもいいんじゃないかと思えるぐらいな走りを見せてくれます。

　しっかりとしたボディと足については、カタログにはHEARTECTの新設計の軽量高剛性な
　新プラットフォーム、欧州で鍛えたRS専用設計の新サスペンション、欧州チューニングの
　タイヤと電動パワステ、と書かれています。タイヤの欧州チューニングというのは
　どんな感じなんですかね。剛性を高めたと書かれていますが、タイヤも専用チューン
　ということなんですかね。そうなると、同じBSエコピアを履き替えても同じ性能を出す
　ことはできないんでしょうか。マツダCX-3もタイヤのセッティングが上手くいっていない
　ために乗り心地が最適化できていないとのことなので、メーカー側の要求通りにタイヤを
　つくるのは結構大変なんでしょう。

　そんな心配もなくはないですが、軽くて高剛性なボディとプラットフォームの恩恵は
　大きいですね。スバルインプレッサほどではないですが、先代よりもかなりの進化を
　遂げています。しかし若干しなやかさが足りない突き上げがある場面があったので、
　もうちょっと熟成の時間が必要なのかもしれません。基本がしっかりしていますので、
　この修正もマイナーチェンジまでには問題なく実施されることでしょう。

 

　試乗後には初売りということもあり福袋をいただきました。ジュースや麺つゆ、

　洗剤などなど。さらには試乗したので新スイフトのミニカーも。ありがとうございました。

 

 

 

 

　簡単ですがこんな感じでした。で普通という
　すばらしさを書きま�
��たが、フランスがルノートゥインゴなら日本にはスズキスイフトが
　あると言えます。試乗車はRSグレードですが、XLやXGなど素のグレードにもマニュアルが
　設定されていますので、それらのグレードなら、まさにトゥインゴの言う普通がそこには
　あると思われます。ただ、普通なオシャレさはトゥインゴが1枚も2枚も上手ですがw。

　XGのマニュアルは145万円、XLのマニュアルは158万円、RSのマニュアルで171万円です。
　171万円はトゥインゴマニュアルと同じ価格ですね。これはなかなか興味深い設定です。
　さらには、デミオの1.3ガソリンマニュアルはSグレードで145万円がありますので、
　小さなマニュアル車を選ぶとなると、このスイフト、トゥインゴ、デミオ、の競合は
　かなり激しいですね。こうなると完全に好みの勝負でしょうか。

　トゥインゴもそうですが、この新スイフトのマニュアルのような日本の普通を選ぶような
　そんな目を持っているユーザーが増えてくれるといいですね。今までオートマしか
　乗ったことがない方も、オートマ限定免許でないなら、この新スイフトのマニュアルで
　再度素のマニュアルの良さを感じてみると、新たなカーライフが開けるかもしれません。

　もしお近くに新スイフトマニュアルの試乗車がありましたら是非マニュアルに試乗して
　みてくださいね。素の普通がいかに楽しいか、そこには新しい世界が待ってるかも
　しれませんよ。

 

 

 

 

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