かなしみ三兄弟

1974年のかなしみ

 

│││││

│││   

↑初めての方は「リンク集」から読んでね~

 

クリック

クリック

クリック


↑ 携帯に返信するとエラーになってしまう方がいらっしゃいました。受信設定をご確認ください。

 **  ** ** 

読者の方からの体験談です。

「心の変化」をお伝えしてるものであり、環境や行動を「こうかえるべき」「こうあるべき」というサンプルとしてお伝えしているわけではないのでご注意ください。

 

みんな違うから、みんなちがっていいんだよ。

あやさんへ。

以前、数回メールをさせて頂いているものです。
現在5歳になる子の育児をしながらの、過食嘔吐です。

今日は、あやさんに
過食嘔吐に対することより
自分に対する感じ方
(self esteam、自尊心)に大きな変化があったので、
メールさせて頂いています。

話すと長いのですが、
私は2人姉妹の下で、41歳。

この年まで、家族の誰かの顔色をうかがい、
機嫌の悪い人のご機嫌をとり、
だれかの悪口を言う人がいたら、
悪口を言われている人をかばったり・・・
という環境で育ちました。

70代になる両親は、
最近になり不仲に拍車がかかり、
離婚の話も出ていたようです。

そんな矢先に、母が具合が悪くなり、
父は、具合が悪くなってしまったからには、
もう最後まで面倒をみないといけないと、はらをくくったと言っていました。

そんな嫌なぴりぴりした空気のなか、
GWで帰省したのですが、

またいつものごとく、
母が父に暴言をはくので、

私の子供もいたので、
(子供は父も母も大好きみたいです)
こんな、暴言を吐きあっている祖父母を見せたくないので、

母に初めて大声で、
父の悪口をいうのをやめてくれと言いました。
どうしていつもそんな母は父にたいして意地悪なことばかりいうのかと。

それから、大変でした。

母は部屋に鍵をかけ、1日閉じこもり、
ご飯も食べないで引きも持っていました。

その場で、自分の家に帰ろうとおもったのですが、
父が、帰るのもよし(でも、多分これで疎遠になるだろう)、

もう一晩とまって、明日何か話し合いが出来るときを待つのもよし
というので、帰る電車もなく一晩泊りました。

翌日、母に私の両親(夫婦)の仲のことを、
私(渦中の人間ではない人)が、
どちらかの肩をもつような発言をしてごめん。

とあやまりました。

そうしたら、母は、
”あんたのそういうことかんがえてたんだ。
あんたの本性がわかったよ。
子供は親を選べないっていうけど、
こんな親で悪かったね。
親、捨てれば!
それに、もうすぐ死ぬから後少しのがまんだよ!”

って言っていました。

なんか、あ~これが母なんだなって、
落胆、かなしみ、あきらめ等
いろいろな感情が湧いてきました。

私でも、いつもなら、多分どうしよ・・・って
すっごく悩んでいるはずですが、
そのままの母を受け入れる事にしました。

母の言葉は、許せません。
親も捨てません。

ただ、私は不思議なことに、
母がなくなる前に、
一度でもいいから本音をいってみたかった
ということがかないました。

そして、
その本音をいって傷つけてしまったけど、
私は前より母を身近に感じています。

私、もういい子でいなくてもいいんだ。

(いい子でがんばっても、なにも変わらない。
夫婦仲のことは、子供は関係ない。)

父は父、母は母として
(それぞれ形、方法などはちがうけど)
子供には 愛情を注いでくれていたんだなと、
感じることが出来たのです。

一度、本心を暴露すると、
いい子ではなくなり、
もう隠す必要もなくなり、

親が私を捨てるといったとしても、
親を捨てろと言われても、
私は親を捨てない

(私の勝手、言葉は悪いけど・・)

親を捨てろといったのは、母であり、
私はそのいわれたことを
その通りにする必要はない

ってなんか開き直れたのです。

そうしたら、なんだか、
理想の私が一気に現実に近づいたというか、

今のこの私が
そのまま”受け入れる事” 

が出来るようになった気がします。

ほっとした。

やっと、”わたし”になっていいんだ。
やっと、いい子の私でなくてもいいんだ。
って、ものすごく感じたんです。

喧嘩したくないけど、
本音をぶつけることが出来て、うれしかった。

この先、
両親がもし離婚することがあっても、
私はそれほど落ち込まないと思います。

確かに悲しいだろうし、ショックだろうけど、
両親は両親の夫婦仲があり、
父、母という事実は離婚しても変わりはないから。

それが実感できたんです。

まだ、電話しても
母は情緒不安定みたいですが、
わたしが電話したかったらするんです。

母のご機嫌はきにしない、
気にならないんです、もう。

親は頼んでいないというかもしれないけど、
親の為に生きてきたと
どこかで思っていたのかもしれないけど、
もうこの私でいいんだとおもえました。

そして、
かなりどんくさい旦那にイライラしていましたが、
私がなぜこの人と結婚したいと思ったかを、思い出しました。
今は、旦那に感謝です。

かなり加齢臭がきついので、
ぎゅーしたいかっていうと、遠慮したくなりますが(笑)、
ただただいてくれることに、感謝できるようになりました。

とても間接的だけど、
摂食障害の心の部分に今回なんだか、
劇的な影響を受けた気がします。

なんだか、以前より大分自分がかわいい(自分の存在が)と思えるようになりました。

とてつもなく、長いメールで、ポイントがないと思いますが、どうしてもあやさんに聞いてほしくてメールしました。

私、これからは、少しは”まっいいかっ”って
positiveに生きていける気がします。

落ち込んでもいい。
悲しくてもいい。
ただ、人の心まで、私には責任はないって実感しました。

ペンネーム あき 

******************

あきさん、大きな気付き、前進、おめでとう(^-^)/

そうなんだよね。

自分の本心、ずーっと隠していると、
どんなに表面上うまくやれても、
なんだかとおくかんじるんだよね

摂食障害の方は自分の気持ちを伝えることが
苦手なことが多いと書いてきたけど

逆に 何でもかんでも言い過ぎてしまうというひとも
ただ 感情的な言葉を羅列しているだけで
本当に伝えたいことは
全く伝えていないことが多いのです。

それで一人でストレスためこんで
小さな気がかりも大きな不安に育てていって
ココロがいっぱいいいぱいになっているのね。

あきさん、自分の本心伝えられてよかったね^^

そしてもうひとつ、

自分の領域 相手の領域 の区別
自分と相手の境界線をひく

ということ。

これもされてきたんだなあ
っておもったよ

>人の心まで、私には責任はない

っていうところ冷たく感じるかもしれないけど

人と自分の境界線をひく
っていうことだと私はおもった。

自分は自分の思うことを伝えても、
相手がどう思うかは相手に任せる、

相手がなんていっても
自分の考えは自分の考えとして認める
逆に自分と違うとおもっても
相手の考えは相手の考えとして認める

ってことだから、
他人も自分も、らくだよね。

相手が理想どおりの反応じゃなくても
変わらない相手にイライラ、
相手が変わるまで戦ってやる!と
ずっと戦闘態勢だと疲れちゃうもん。

相手のご機嫌取りやめたら
自分のご機嫌とりができます

相手のためじゃなくて
自分のために
したいこと、をして
したくないことをやめて

なんてしてたらダメになる、って私も思ってたけど
そんなことはなかったよ。

あきさんが体験談をシェアしてくださったように

今までは受け取れなかった
見えなかった相手の愛情、

今まではわからなかった
自分の相手に対する愛情

いままでは感じられなかった
自分の自分に対する信頼が
感じられるようになってくる(自尊心が高まってくる)

ことって、ほんとうにあるんだ

簡単にいうと

自分のご機嫌とって自分に余裕ができる分
他人も自分にも、優しくなれる
というふうにも、いえるかもしれません

もちろん、
絶対、いつもいつもそうなる
なんていってるわけじゃないけれど

いつものパターンで苦しいならば
これまでと違うパターンを
試してみるといいかも??っていう程度に覚えておいていただければとおもいます。

あきさんも、今までのパターンと違うことをするのは、勇気がいったとおもいます。
前進おめでとう。

何よりあきさんご本人が
自分の気付きに気づけているのがうれしいよ。

素敵な体験をシェアしてくれてありがとうございました(^-^)/
 

ポチっとな一日一回、皆さんのバナー応援クリックが励みです 

 ブラウザの”戻る”でこの画面に戻ります    

 

コメント&メール相談を送る前に
 をお読み下さい。

 

コメント・ご相談メールは


このブログはリンクフリー(無許可でリンクをはってもOKです

 

かなしみのガイドライン

シューベルトの歌曲「水の上で歌う」を聴く。

 

水面を煌めく夕日のように儚い人生よ

生きることのかなしみが飛翔する…

 

聴きながら、そんなことを思う。

シュワルツコップのなんと気品に満ちた歌唱であることか。

 

 

 

[広告] 楽天市場
  • 新美南吉 〈ごんぎつね〉〈手袋を買いに〉そして〈でんでんむしのかなしみ〉−悲哀と愛の童話作家 生誕一〇〇年記念【1000円以上送料無料】
  • 【中古】【読売新聞社「かなしみのクリスチアーネ」】中古:非常に良い
  • 【中古】 いのちのかなしみ 私のカラダの情報は誰のものか /河原ノリエ【著】 【中古】afb
  • 『中古』よろこびノ-トかなしみノ-ト
  • 【新品】【本】いのちのかなしみ 私のカラダの情報は誰のものか 河原ノリエ/著
  • いのちのかなしみ 私のカラダの情報は誰のものか