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まるのことならなんでも情報局

今日はやっとゆっくり楽天ショッピング
悩んでたベビーカー用のシートは色んなショップ見比べててこちらのデザインのものにしました

大きめの星柄も惹かれましたが、ベージュに小さめのお星柄が品良く一目惚れ♡

こちらのショップで注文しました↓

価格:5400円(税込、送料無料) (2017/10/3時点)

他にも可愛いデザインがいっぱいでとっても迷いました!届くのが楽しみです
そしてベビー枕の替えはこのドーナツ枕にしようとしましたが高さが高いってレビューが気になり、、、

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結局今使ってる王冠枕の色違いにしちゃいました可愛くてお気に入り♡

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自分用のパジャマはやはり授乳口がある方がお腹が冷えずに便利と分かって、こちらのナイティもオーダーしました

トップス&パンツのセットにガウンがセットになったもの夜中は冷えるのでとっても重宝してます

柔らかいコットン素材で肌に触れる感じも優しく、着心地もとっても良いです

あとはオムツはこれが10%オフになるので安いのかな?小さいサイズは売り切れちゃってましたが、これから大きいものはまた楽天で注文しようと思います

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あと今回初めてこの人気のひじき生ふりかけを注文してみました

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1000円ぽっきりではこの海苔もいつも注文してます

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このルイボスティーも美味しくてずっと愛飲♡

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最近は母乳のためにこちらのタンポポ茶も一緒に飲んでます♡
濃く煮出すと苦いですが、薄めなら飲みやすいです

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今回久々に明太子でもポチろうかな♡

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今週いよいよ里帰りを終えて自宅に戻る予定なので、色々食品類もまだまだ買い周りたいと思います

またポチ報告もしていきます


きらめき★まる

母はお屋敷の家政婦として働くようになって今までより楽しそうに見えた。特に真莉愛の話を嬉しそうにした。

「生まれながらのお嬢様って本当、ああいう子を言うのね」

「お母さん、何だか最近、真莉愛の話ばっかり」

「呼び捨てにするんじゃないよ。おまえはただの使用人の娘、あの方はここのお嬢様なんだから。ま、とはいえ梨佳子様は可哀想だけどただの人ね、ほんと、あの人が言っていた通り」

母はそう言って嬉々として笑う。

「でも、家政婦なんてしなくてもお義父さんの残したお金で贅沢しなければやっていけるじゃない、なんでいつまでもこのお屋敷にしがみ付いているの」

既に中学二年生になっていた私は少しは母に意見が言えるようになっていた。

「お金はいくらあっても邪魔にならないのよ。ここにいれば家賃は掛からない、電気代だって、何だってお屋敷が払ってくれる。家政婦させて貰っているお陰で食材にだって事欠かない、生活の心配が何もいらないんだから良い事づくしじゃないの、それに、」

母はそこで言葉を止めた。

「それに?」

「何でもないよ、兎に角、ここにいるのが一番良いのよ」

確かにそう言われてみれば母の言う事も尤もな気がする。お金は使えば減る。ここにいれば貯えにはそれほど手を付けずに生活出来る。母も続かないだろうと思っていた家政婦の仕事をもう二年以上している。というより母はお屋敷に自由に出入り出来るようになった事を喜んでいるように見える。母はどうしてこのお屋敷に固執するのか。やはり前に言っていた私の父という人が関係しているのだろうか。もし私の実の父がこのお屋敷の旦那様なら私はあのお嬢様達とは異母姉妹という事になる。大旦那様なら彼女達は私の姪という事だ。だがそうなると母は旦那様か大旦那様とそういう関係にあったという事だ。でも旦那様や大旦那様が母に対して特別という事は全くないように感じる。初めてこのお屋敷に来た時、斎藤に連れられて紹介されたが二人共母を見ても何ら変化はなかったかのように記憶している。もしそんな関係にあった女がこんな近くに現れたら少なからずも驚くのではないか。それとも彼らにとって母は取るに足らない存在でしかないという事か、それも大いにあり得ると思った。

高校へ上がった年に私は思い切って母にその事を尋ねてみた。

「お母さん、ずっと昔この家の前で私に言った事って覚えている?」

「何の事?」

「斎藤のお義父さんと結婚する前にこのお屋敷に連れてきて言ったじゃない、ここの家から出てくる車を見てあの車に乗っているのが私のお父さんだって」

私がそう言うと母は目を大きく見開いて私を見た、そしてプッと吹き出すように笑った。

「アハハ、何、馬鹿な事言っているの。あんた夢でも見たんじゃない」

「え?」

「あんたがこのお屋敷のお嬢様の筈がないでしょう。そんな事あるわけないじゃない」

「で、でもお母さん、確かにそう言ったよね」

「知らないわよ、覚えてないわ。あんたはどこまで行っても平凡な子よ。平々凡々、平凡の塊、名前の通り平凡が千集まってる子よ」

「平凡が千?」

「そうよ、だから千凡って名付けたんだから」

「は?」

そんな名前の付け方なんてあるのか。

「この世には真莉愛様のように生まれた時からお嬢様って決められている子とあんたのように生涯平凡に生きていくしかない子とがいるのよ。どうあがいたってあんたはお嬢様なんかになれないのだから。そんな馬鹿な事言っているんじゃないわよ」

母は笑いながらそう言う。しかしあの幼い時の記憶は決して幻なんかではない。母は確かにあの時そう言った。あれは母のただの妄想に過ぎなかったのだろうか。

「そうそう、今度の日曜日に真莉愛様のバイオリンの発表会があるんだ。私も一緒に行かせてもらえるんだけどあんたも連れて行ってあげるよ。それを見ればあんたも真莉愛様とは生まれながらにして違うって事を自覚できるわよ」

「私は別にそんなの、」

「良いから一緒に行くのよ、分かった」

母に強い口調でそう言われて私は仕方なく頷いた。子供の時にも一度真莉愛のピアノの発表会とかに連れて行かれた事がある。その時はその華やかな雰囲気にすっかり飲まれて真莉愛の事を本当のお姫様みたいだなどと思ったりしたものだ。母はすっかり興奮して大拍手を送っていた。私の事でそんな風に喜んでいる母を一度も見た事が無かったので母はそう言う華やかな場所に行けたのが嬉しかったのかと思った。私にはピアノとかバイオリンとかは縁のない世界だ。あんまり喜んでいる母を見て斎藤が一度私にも何か習わせてみるかと母に尋ねた事があった。斎藤は母はきっとあんな風に舞台に立つ私を本当は見たいのだろうと思ったのだ。しかし母はそれをけんもほろろに断った「この子にお嬢様の様な事は必要ない」と。私も特に興味なかったから何とも思わなかった。

しかしもう高校生となった今では立場の違いと言うものを十分過ぎるほど理解している。否、幼い時から母に散々言われ続けてきたのだから否が応でも理解しないわけにはいかなかったのだ。だから今更それを見せつけられるような場所に等行きたくないというのが本音だ。母は何かといえば真莉愛様は、と口にする。その事も私の中では火種となって燻っているのかも知れない。あんなに何もかも揃っている人間と比べられても叶うわけがない、真莉愛に何かされたり嫌味を言われたりした事など一度もない、なのに彼女に対して蟠(わだかま)りの様な物を持っているのだ。

発表会当日、母は早くから楽屋に出入りして真莉愛の世話をせっせとしている。奥様も一緒に来ているのにまるで母親気取りの様な感じだ。私は母をおいてとっとと客席に向かった。早く終われば良い、とそう思いながら。

ロビーに出るとそこに梨佳子がいた。

「あんたも来ていたの」

梨佳子にそう言われて私は頷く。

「全く、みんな真莉愛の事には大層に騒ぐんだから。ただの発表会じゃない」

「でも、なんだか偉い先生が見に来るって母が言ってたけど」

「あんたのお母さん、何なの?」

梨佳子は私の顔を覗くようにしてそう言った。

「何って…」

「真莉愛、真莉愛って。自分の娘でもあるまいし、」

そんな事は言われなくても私が一番感じている。

「真莉愛なんて本当は何考えてんだか分からないのに」

「分からないって?」

「だって、あの子は絶対に本音を言わないもの。人が喜ぶ事しか言わないの、でもそんな人間いるわけないじゃない。そう思わない?」

私は
を傾げる。真莉愛の事はよく分からない。話した事も数えるほどしかないのだ。

「あなたは本音ばっかりだものね」

「私は自分に正直なだけよ」

「いっつも真莉愛さんと比べられて僻んでいるんでしょう」

「あんたも言うようになったわね。子供の時は何も言い返せなかった、ただの貧乏人の娘のくせに」

「同じ人間でも生まれながらに違う人がいる。でも同じ家に生まれているのにこんなに違うんじゃあなたも大変ね。そう考えたら私なんて全然ましよ。元々違うって自覚しているから」

私がそう言うと梨佳子は一瞬目を見開いたがすぐに自虐的な笑みを浮かべた。

 

 

   <猜忌-6へ続く>

 

 

 

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